洗濯機置き場のリフォームとは?工事内容や費用・気を付けるポイントを紹介
「洗濯機置き場がベランダにあり不便」「老朽化で水漏れをしている」など、洗濯機置き場をリフォームしたい理由はいろいろありますよね。
今回は、リフォームの工事内容や費用相場、洗濯機置き場をリフォームする上で気を付けるべきポイントを解説します。
洗濯機置き場リフォームの工事内容とは?
洗濯機置き場の場所を移動させたい場合と、洗濯機パンだけを交換したい場合とで工事内容は変わってきます。
洗濯機置き場の場所を移動させる場合
ベランダにある洗濯機置き場を室内に移動させたい場合などは、水を引きこむ「給水管」と排水を流すための「排水口」を新設する必要があります。また、電源が近くにない場合はコンセントも新しく取り付けます。そして、洗濯機を置くための「洗濯機パン」を設置します。
洗濯機パンを設置するにはある程度のスペースが必要となるため、希望の場所に洗濯機置き場を新設できない場合もあります。
古い洗濯機パンを交換する場合
老朽化で水漏れやパイプが詰まりを起こした洗濯機パンを、交換するだけの工事です。日本の洗濯機パンは主に3つのサイズがあり、その中からスペースに合った大きさを選びます。
サイズは以下の通りです。
大:80cm×64cm
中:74cm×64cm
小:64cm×64cm
1Rや1Kなどの単身住宅に多いサイズが64cm×64cmで、ファミリー向けのマンションなどに多いのが74cm×64cmと言われています。
洗濯機置き場リフォームの費用はどのくらい?
リフォーム費用は、移動させたい場所によって変動します。
ベランダから室内へ移動させたい
例えば、アパートのベランダから室内へ移動させる場合は、7万~17万円かかると言われています。これには、給水管の設置や電源の設置費用なども含まれています。
ただし、十分なスペースが確保されない場合は洗濯機のサイズを小さくする必要が出てくることもあります。工事費用とは別に洗濯機の購入費用もかかってしまうこともあるので、注意が必要です。
1階の洗濯機置き場を2階へ移動させたい
戸建ての場合、2階のベランダに洗濯物を干すことが多いと思いますが、それに伴って洗濯機置き場を2階に移動させたいということもあるでしょう。
1階の洗濯機置き場を2階へ移動させるには、配管の延長工事が必要となり、その分費用も高くなります。費用相場としては、10万~20万円程度かかります。
洗濯機置き場のリフォームで気を付けたいこと
リフォームを始める際に気を付けたいポイントを2つ紹介します。
排水トラップを設置してもらう
排水トラップとは、排水口から上がってくる悪臭を防いでくれる器具のことです。ホームセンターなどでも購入できますが、リフォーム時にぴったりの商品を取り付けてもらうのがおすすめです。
近くに窓や換気扇があるかどうかを確認!
洗濯機置き場を移動する際には、移動先に窓や換気扇があるかどうかも重要です。洗濯機周辺は、どうしても湿気がこもりやすくなり匂いが気になる場合もあります。窓や換気扇がない場合は、場所を変えるか新たに換気扇を設置するなどの対策を講じることをおすすめします。
洗濯機置き場は毎日使う場所だからこそ!リフォームで快適さをアップさせましょう
洗濯機置き場のリフォーム方法や費用、気を付けたいポイントなどを紹介しました。
洗濯機は使用頻度が多い家電だからこそ、置き場所も使いやすさを重視することが大切です。場所を変えるだけでも家事の負担が減らせるため、もし使いづらさを感じている場合は洗濯機置き場のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?