二世帯のリフォームをしたい方必見!間取りの種類と必要な準備とは?
結婚や出産、退職などをキッカケに二世帯住宅を考える方も多いのではないでしょうか。しかし実際に二世帯住宅のリフォームがどのような方法があるのかわからない方もいませんか?今回の記事では、二世帯のリフォームをする前に抑えておくことと間取りの種類を紹介していきます。
二世帯リフォームをする前に抑えること
二世帯のリフォームをする前に抑えておくことは今住んでいる家によって変わってきます。そのため、今回は賃貸と一軒家の場合と2つに分けて紹介していきます。まずは、賃貸の場合です。
①賃貸の場合
賃貸で二世帯のリフォームをする場合は、必ず事前に大家さんに確認しましょう。無断でリフォームすることはできません。さらに、退居時に原状回復する必要もあるため、さらにリフォーム費用がかかってくるかもしれません。そのため、慎重に決めるようにしましょう。また、同居人が増える場合も大家さんへの報告が必要です。賃貸でリフォームする際は、事前に大家さんに確認を取るようにしましょう。
②一軒家の場合
一軒家の二世帯リフォームの場合は、事前にどのくらいお互いの家族のプライバシーを保護するのかを話し合っておく必要があります。また、リフォームする際の費用についても話し合うようにしましょう。さらに、家というのはたとえリフォームであっても非常に大きな資産です。相続についても考えておく必要があります。住んでいた子が家を相続することになりますが、子がいない場合の相続はどうなるのでしょうか。相続トラブルを防ぐために、話し合っておきましょう。
二世帯リフォームができる間取りの種類
二世帯住宅のリフォームの間取りは主に3種類あります。
・完全同居の間取り
・部分同居の間取り
・完全分離の間取り
1つ1つ紹介していきます。
①完全同居の間取り
完全同居は、二世帯の家族がトイレやお風呂などの生活の設備を共同に使うタイプの間取りです。子供の世話や、親の介護など家族の絆が深まる関係を作ることができます。また完全同居の間取りは他の間取りに比べてリフォームの費用を抑えることができます。しかし、ストレスを感じる方もいるので事前に確認しておくようにしましょう。
②部分同居の間取り
部分同居は、生活空間はそれぞれ違いますが、玄関や浴室などの生活の一部を共有する間取りです。ある程度の、コミュニケーションスペースが生まれるため、プライバシーと家族とのバランスが取れやすくなります。また、共有部分が多いほど費用を抑えることができます。しかしこの場合も事前に話し合うようにしましょう。
③完全分離の間取り
完全分離は、外から見ると一つの建物ですが、内装は完全に仕切られていて内部から行き来できない間取りのことを指します。プライバシーを保ちやすく、どちらかの世帯がいなくなった後は賃貸にすることもできるので、将来のことを考えると使い勝手のいい間取りです。
さいごに
今回は二世帯住宅のリフォームについて紹介しました。二世帯住宅にするには一軒家がおすすめです。その理由として、一軒家なら自分たちの好きなようにリフォームできるからです。完全同居・完全別離・部分共有など二世帯住宅の間取りは大きく分けて3つあります。ライフスタイルなどを考慮しながら、家族全員が納得のいく間取りで二世帯住宅をつくりましょう。