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リフォームを行うデメリットとは?建て替えやリノベと比較してみた

リフォームを検討している方の中には、リフォーム・建て替え・リノベーションのどの工事を行おうか悩んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

この3つの中でもっとも低価格で工事期間も短く、選択肢として有力なのが、リフォームです。

しかし、リフォームにも、前もって知っておいた方がいいデメリットが存在します。

そこで今回は、リフォームを行うデメリットについて、建て替えやリノベーションと比較しながらご紹介しましょう。

 

リフォームを行うデメリット

 

リフォームを行うデメリットは、以下の3つです。

 

・構造、間取りを変更することができない

・費用が高額になる場合がある

・リフォームローンが不便

 

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

 

デメリット①構造・間取りを変更することができない

 

デメリットの1つ目は、住居の構造・間取りを変更することができないことです。

リフォームは、もともとの住居の構造そのままに、水回りスペースや一区画だけの工事を行うので、希望通りの間取りに変更することはできません。

一方、建て替えやリノベーションを行うと、壁を取っ払って広い空間を確保したり、水回りの場所を変えたりすることも可能です。

部屋を増やしたいなど間取りを変更したい場合は、リフォームでは対応することができないことを覚えておきましょう。

 

デメリット②費用が高額になる場合がある

 

デメリットの2つ目は、費用が高額になる場合がある、ということです。

リフォームの相場は、建て替えやリノベーションよりも低くなります。

しかし、耐震性や断熱性などといった建物の性能を向上させるような工事を行うと、リフォームであっても工事費用の相場は約1,300~2,000万円となり、建て替えやリノベーションの費用とほとんど変わりません。

リフォームを選んだからといって、必ずしも安くなるわけではないので、注意しましょう。

 

デメリット③リフォームローンが不便

 

デメリットの3つ目は、リフォームローンが不便なことです。

リフォームローンは担保を必要としない借り入れのため、住宅ローンに比べると、金利の相場が高くなります。

1%の金利の違いが、大きな費用の差額になり得るので、金利が高いということは大きなデメリットです。

また、借り入れ可能な金額の上限は

リフォームローンが500~1,000万円

住宅ローンが5,000万円~1億円

と、リフォームローンの方が低くなっているので、高額なリフォームを検討している場合は注意が必要になります。

住宅ローンが利用できる建て替えやリノベーションと比べると、不便な点も多いので、よく検討してから選びましょう。

 

リフォームのデメリットを理解し、検討する材料に加えよう

                                                      

今回は、リフォームのデメリットついて、建て替えやリノベーションと比べながらご紹介しました。リフォーム・建て替え・リノベーションの中でも、価格や工事期間の短さを考慮すると、もっとも選択しやすいのがリフォームです。

しかし、どんな人にもリフォームが一番おすすめできるというわけではなく、住居の費用や工事の内容などによって、どの工事を選んだらいいのかは変わってきます。

老朽化した自宅の工事を検討している方は、ぜひ今回の記事を参考に、リフォームのデメリットを把握し、判断材料の一つとして活用しましょう。