menu

リフォームでもらえる補助金とは?高齢化社会に向けて対策をしよう!

日本の高齢化に合わせて、シニア世代の方のリフォームニーズが高まってきています。しかし、リフォームの補助金制度をうまく活用できていない方も多いのではないでしょうか。今回の記事では以下のことがわかります。

・補助金を利用できるリフォーム3種類

・主要な補助金制度

まずは、補助金を利用できるリフォームについて紹介していきます。

 

補助金を利用できるリフォーム3種類

補助金を利用できるリフォームは以下の3つです。

・介護・バリアフリー

・エコ・省エネ

・耐震性

国が個人住宅のリフォームに補助金を出す理由としては、国全体の建物の品質を高めたい理由があるからです。まずは、介護・バリアフリーから説明していきます。

 

介護・バリアフリー

介護・バリアフリーのリフォームは、補助金がもらえます。内容としては、以下の通りです。

・手すりの取り付け

・床の段差解消

・開き戸を引き戸に変更

・床を滑りにくい素材へ

介護保険が、介護・バリアフリーのリフォームに最も利用しやすいです。要支援や要介護と認定された方の場合は、住むお家のリフォーム上限20万円で自己負担1〜3割で工事することができます。

 

エコ・省エネ

エコ・省エネのリフォームも補助金の対象です。内容としては以下の通りです。

・窓や壁などの断熱リフォーム

・節水性の高いトイレへの交換

・太陽光発電システム

・高断熱浴槽付きリフォーム

古い木造建築の建物は、断熱材が入っていないものも多くあります。建物の断熱性を高めることで冷暖房効果が高まりエネルギー消費効果を低く抑えれます。その結果、CO2削減に繋がるため、補助金の対象になっているのです。

 

耐震性

耐震性のリフォームは補助金の対象です。その理由として、日本は地震が多い国であるためです。地震が起こった時に、震災で被害を受ける建物は、ほとんどが古い木造住宅です。このような被害を減らし、災害に強い国を目指すために、国が耐震性のリフォームに対しての補助金制度を作っています。

 

主な補助金制度

国が実施している、リフォームに関する主な補助金制度は3つあります。

・断熱リノベ

・次世代建材

・エネファーム設置補助

1つ1つ説明していきます。まずは断熱リノベについてです。

 

断熱リノベ

断熱リノベとは、高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業のことです。床や壁、屋根などの断熱リフォームによって、省エネ効果が認められた時の補助金支給額が以下の通りです。

・一戸建は最大120万円

・マンションは一戸あたり最大15万円

また、一戸建てに限り家庭用蓄電システムや家庭用蓄熱設備なども最大20万円の補助金をもらうことができます。

 

次世代建材

次世代建材は、住みながらリフォームをしたいという方に適した補助金です。その理由として以下のような際に最大200万円の補助金が受けられるからです。

・住宅の内側から施工できる高断熱パネル

・潜熱蓄熱建材を用いたリフォーム

このように、住みながら省エネのリフォームをしたい方におすすめになっている補助金です。

 

エネファーム設置補助

エネファームとは、家庭用燃料電池のことです。水素と酸素から電気と熱を作る仕組みになっているので省エネ効果として期待されています。このエネファームを導入する方に対して、最大8万円の補助金が受け取れる制度になっています。

 

さいごに

補助金を利用できるリフォームは以下の3つでした。

・介護・バリアフリー

・エコ・省エネ

・耐震性

今回紹介した補助金制度は以下の通りでした。

・断熱リノベ

・次世代建材

・エネファーム設置補助

リフォームの着工前に申請をしなくてはいけません。工事を開始または、工事完了後に申請をしても受理されないため、ご注意してください。ご自身で手続きが必要な補助金であっても、アドバイスや申請代行をしてくれる業者もいます。なるべく複数のリフォーム会社に見積もりを依頼し、その中から選ぶようにしましょう。