リフォームの時期はいつがおすすめ?築年数でリフォームのタイミングをチェック!
リフォームを考えているけれど、いったい何を目安にリフォームを行えばよいかわからず、困ったことはありませんか?本記事では、リフォームに関する以下のことがわかります。
・リフォームに最適な時期はいつなのか?
・築年数ごとによるリフォームの目安
では、それぞれ具体的にご紹介します。
一般的には、「老朽化」が目立ってきた頃がリフォームどき!
株式会社リクルートによると、2009年度「住宅リフォームに関する動向調査」によると、リフォームをするきっかけとして以下のような結果が出ています。
・住宅機器設備が古くなった・壊れた 36.1%
・家が古くなった 28.2%
・設備の使い勝手に不満があった 24.0%
これだけでも、約半数以上が“家の設備の老朽化・故障”によりリフォームを行っていることがわかります。故障や老朽化が目立った時点で、早めにリフォームをするのがおすすめです。リフォームを放っておくと、どんどん老朽化が進み、修理代も高くなってしまいます。
築年数ごとによるリフォームの目安
築年数を参考に、行うべきリフォーム範囲を判断することも可能です。ここでは、築年数を5パターンに分けてご紹介します。ぜひ、ご自身の築年数と照らし合わせてみてくださいね。
新築~5年の時期のリフォーム
新築から5年までは、以下の箇所をリフォームすることをおすすめします。
・ベランダの塗装
・給排水管の点検
・トイレタンク内のメンテナンス
・フローリングのワックスがけ
・襖の張替え
・障子の切り替え
・畳の張替え
この時期では、あまり大々的なリフォームが必要ない場合がほとんどですが、細かい部分のメンテナンスを行うことをおすすめします。
5~10年の時期のリフォーム
築年数5~10年の場合、以下のリフォームが最適です。
・瓦の点検・修理
・給排水の清掃
・家の土台部分の点検
・お風呂場の床や壁のタイルの張替え
・浴室ドアの交換
・ガスコンロの交換
・キッチンシステムのシンク交換
・室内壁紙の張替え
・給湯器の交換
全体的なガタは目立たずとも、所々でリフォームすべき箇所が出てくる可能性があります。その場合は、早めのリフォームを心がけましょう。
10~15年の時期のリフォーム
築年数10~15年も経てば、全体的な老朽化が少しずつ目立つようになります。具体的には、以下のリフォームが良いでしょう。
・屋根の老朽確認
・金属板屋根の張替え
・外壁の塗り替え
・水回りの部分的な修理
・漆喰の壁の塗り替え
15~20年の時期のリフォーム
築年数15~20年においては、以下の項目をチェックしましょう。
・屋根の塗り替え
・金属版屋根の張替え
・外壁の張替え
・玄関&室内ドアの交換
・システムバス、キッチン、トイレ、洗面所の交換
老朽化・故障が目立つ箇所を重点的にリフォームしましょう。
20~30年の時期のリフォーム
築年数20~30年においても、リフォーム箇所はほとんど15~20年までと同じです。大きな箇所が老朽化してくる可能性も十分にあり得ます。生活に不便になる前にリフォームを心がけましょう。
さいごに
一般的に、リフォームに最適な時期と築年数別にみたリフォーム時期をご紹介しました。家の塗装が剥がれたり、機器が十分に機能しなくなったりと、生活に不便を感じ始めた頃がリフォームどきです。特に目立った不便がない場合でも、今回ご紹介した築年数別のリフォーム時期を見れば、チェックすべき箇所が明確になります。ぜひこの機会に、ご自身の家の状況と築年数とを照らし合わせて、リフォームすべき箇所がないか確認してみてはいかがでしょうか。