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仕切りをつけて子供部屋を作るとどうなる?仕切りアイテムもあわせてご紹介

 

一定の年齢に達すると子供は、自分だけの空間がほしくなるものです。そのため、親も子供部屋を用意することを考え始めるのではないでしょうか。中には個室を用意したいけれど、部屋数がないという家庭もあるかもしれません。そこで、仕切りを使って子供部屋を用意するメリットやデメリットと仕切りアイテムをご紹介します。

 

子供部屋に仕切りをつけて部屋を分けるとどうなるの?

仕切りを使って子供部屋を作ることにしたときに気になるのは、「間仕切りをした部屋に、何か問題が生じないか」ということではないでしょうか。

そこで、仕切りを使って部屋を分けた場合のメリットとデメリットを紹介しますので、参考にしてみてください。

 

間仕切り部屋のメリット

壁が固定されていないため、家族関係により室内を好みの形に作れます。また、業者に頼むより安価ですむ可能性が高くなるのは嬉しい点ではないでしょうか。

ほかにも、子供同士の交流ができたり、成長後に子供部屋が不要になったりしたときに仕切りを外して処分し、元の部屋に戻すこともできます。

 

仕切りを使ったときのデメリット

個室に比べてプライバシーが保てない点が大きいかもしれません。同じ部屋の場合、明かりを共有していたり、音が聞こえてきたりなどのデメリットがあります。

また、子供の性別が違う場合は着替え、年齢が離れている場合は生活サイクルの違いなどでストレスが溜まる可能性もあるでしょう。

 

業者工事より安く!子供部屋に使える間仕切りアイテムとは?

部屋を仕切って子供部屋を作る場合、業者に頼んで本格的に壁を作ってもらう方法もあります。しかし、そうなると業者との打ち合わせや工事日の立ち会いなど面倒に感じることもあるでしょう。

そこで、業者に頼らず家庭でできる仕切りアイテムをご紹介します。

 

大型家具の利用

兄弟や姉妹がいて一つの部屋を共有する場合によく使われる方法がベッド、または学習机などでの間仕切りです。

二段ベッドを部屋の真ん中に置き、ベッドへの出入りはお互いのスペースからだけ可能にします。ベッドの隙間はカーテンやボードなどで目隠しし、向こう側が見えないようにしておけばプライバシーも保たれるでしょう。

本棚つきデスクのように背の高い家具2台を部屋中央に、向かい合わせ、または隣り合わせに置きます。そうすることで視覚的にも気持ち的にも自分のスペースという気持ちが持てるのではないでしょうか。

 

可動式棚の利用

スペースに余裕がある場合は、部屋の真ん中に可動式棚を置いて仕切る方法はいかがでしょうか。少し値は張りますが、商品によっては工事をするより安くなるものもあります。

メリットは、可動式なので子供の成長に合わせて間取りを変えられるところでしょう。

 

カーテンやパーテーションの利用

カーテンにもいくつか種類があります。通常のカーテン、アコーディオンカーテン、ロールスクリーンなどです。ただし、カーテンレールがつけられる天井や梁が必要となります。

パーテーションは、置くタイプと突っ張り棒タイプなどがあります。子供の安全面を考えると、不安定な置くタイプより固定できる突っ張り棒タイプの方がよいかもしれません。

パーテーションには単に仕切りができるものと収納も一緒についたものがあるので、用途によって選びましょう。

 

DIYで引き戸を設置

カーテンやパーテーションは手軽ですが、もっと本格的に部屋を仕切りたい方に向いているのは引き戸です。例えば、兄と妹、姉と弟のように性別が違う場合などは、カーテンなどより引き戸のほうが良いかもしれません。

壁にレールを設置するタイプと天井や梁から吊り下げるタイプがあります。種類が多いのは、壁にレール取り付けるタイプです。

 

仕切りアイテムは予算や家族の関係性も考慮しよう

仕切りを使って自分たちで子供部屋を作る場合、メリットと同時にデメリットも存在します。業者に頼むより安くなる可能性がある一方、子供たちの仲のよさ、性別や年齢、生活スタイルによって生じる問題も異なります。

子供部屋に仕切をつけるときには予算とともに子供たちの事情も考慮し、家庭や子供たちのスタイルに合った適切な仕切りアイテムを選ぶようにしましょう。