リフォームの相見積もり4つのポイント・注意点を解説!
リフォームなどの工事では、同じ内容であっても、業者によって費用が大きく変わってきます。
費用を抑えたい、自分に合った業者を選びたいという人は、相見積もりをとって費用を比べることが大切です。
リフォームの相見積もりとは?
そもそも相見積もりとは、いくつかの業者から工事に関する見積もりをもらい、内容を比べることを指す言葉です。
リフォームなどの工事は、お店で売っている商品のように定価がないため、業者によって費用に差が生じるのです。
比較をすると、費用を安く抑えられるだけでなく、業者の特徴や対応の仕方など、自分に合ったところを選択できます。
リフォームの相見積もりの4つのポイント
リフォームの相見積もりは、以下の4点をおさえると、複数社を比べやすくなり、工事の内容がより明確化します。
大きな買い物だからこそ、早い段階で費用に関する不明点を無くしておきましょう。
条件を統一する
業者ごとに依頼する予算や条件を変えてしまうと、当然費用も大きく変わってきます。
見積もりをもらうときには、条件を統一することが大切です。
同じ条件で依頼して、費用の違いを比べましょう。
2~5社からもらう
相見積もりは最低2社、多くても5社からもらうのがベストです。
たくさんの業者からもらってしまうと、比較がしにくくなり、それぞれの業者に対応する時間もかかってきます。
比べていくうちに、工事内容で迷いやブレが生じてしまいます。
直接話をして詳細を伝える
見積もりをもらうときには、メールや電話だけでなく直接会って話をすることが大切です。
メールや電話でも詳細を伝えることは可能ですが、細かいニュアンスが伝わりきらないこともあり、見積もりを取り直すなど余計な手間がかかることもあるからです。
リフォームの相見積もりの注意点
相見積もりをもらうときには、いくつか注意点があります。
他社の見積もりを見せない
相見積もりをとっていると、「他社さんの見積もりを見せてもらえませんか?」と言われることがあります。
他社での見積もりをざっくり伝えるのはOKですが、見積もりを直接見せての交渉はNG行為とされています。
業者によっては独自に考えたプランを持っているため、情報が他社に漏れることで、信頼関係を損なうかもしれません。
また、過度な価格競争は工事の欠陥につながることもあります。
むやみにプラン変更しない
見積もりの段階で何度もプランを変更すると、依頼者と業者の双方が混乱してしまいます。
結果として工事内容に漏れが生じることもあり、重大な欠陥につながる危険性も高まります。
また、見積もりは無料の場合も多く、プランの変更を続けていると、信頼関係を損なう可能性もあるのです。
リフォームの相見積もりの断り方は?
依頼する業者を決めたら、相見積もりをもらった業者に断りの連絡をします。
連絡方法は、メールよりも電話で直接お話をするのがベターです。「安い業者に決めました」とストレートな表現ではなく、「次回なにか計画をする際には、また声をおかけいたしますね」と伝えると関係性を損なうことなく、断ることができます。
ただ、電話中に価格を下げることを提案してくる場合もあるので、状況に応じてはきっぱり断ることも大切です。
リフォームの相見積もりで自分に合った業者を選択しましょう
リフォームの相見積もりをもらうときのポイントや、注意点を紹介しました。
リフォームでは、できるだけ安く工事をしてくれる業者を選びがちですが、理想を叶えてくれる業者を選ぶ視点も大切です。
毎日生活する場所を改修するのですから、後悔をしないために、相見積もりを通して、業者としっかり話し合う時間を取りましょう。